施工事例・お客様の声

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断熱+耐震リフォームでとにかく暖かく安心できる家になりました

リフォーム・お客様の声

2013年1月23日

築35年、リフォームしたきっかけは?

奥様: 友だちの紹介で須藤工務店さんを知ったのがきっかけです。その時、耐震強度を測ってもらったら0.39しかなかったんです。

一般的には「耐震強度は1ないといけない」と聞いて,怖くておちおち寝てもいられないのでお願いしました。

具体的なリフォーム内容とは・・・?

須藤工務店 須藤社長:
 台所やリビング2階など人が集まる所を中心に壁を取っ払って筋交い補強しました。その結果耐震強度が0.39だったのが約0.7ぐらいになりました。一般的な数字である1には及びませんが、寝室やリビングなど要所ごとにちゃんと補強してもらってるので安心して眠っていただけるようになったとおもいます。同時に「寒いのを何とかして欲しい」という要望もあったので、壁をうがすいいタイミングにあわせて断熱を提案しました。マルフジフォームさんが扱っている発泡ウレタンの断熱が最適だったので提案させていただきました。

奥様:
全部をやると作業量が大変になるので要所を絞って工事をして頂きました。

断熱をされて改善されたことは・・・?

奥様: これからの季節を考えて断熱発砲ウレタンを入れてもらいました。私は断熱素材という物を知らなかったんですが、施工中の素材を見ると、モコモコしたものがびっちり入っていてびっくりしました。
 2階は増築時にグラスウールという断熱をいれていたのですが、壁をうがしてもらうと、残念なほどいい加減な状態になっていて、そこの部分にも発泡ウレタンを吹き付けていただきました。

その後は特に壁からも変な匂いがする事もなくて住みやすいです。今までは寒い時期は朝起きたら部屋の温度が0度の時もあったんですが、今は12度まで上がってて、あらためてすごいなぁと感じました。
また、夏に壁の温度を測ってもらったら外気と室内に温度差がなくて、クーラーやヒーターの周辺だけ快適になってることがわかりました。びっくりしました。断熱がちゃんとされていなかったので、いくらエアコンをつけていても全然効かずに光熱費も無駄にしていたなんて・・。

マルフジフォーム社長:
 夏に外壁を調べてみたら『壁の温度が33度』『部屋の中が35度』と、外気とあまり変わりないどころか、むしろ風通しのない室内のほうが蓄熱してくるので外気より温度が高くなっていました。風の通り道がないと壁の中の木に蓄熱してくるので、どうしても外気より温度が高くなるんですよ。ですから、風の流れを作ろうとすると機密の性能がなければ隙間から、風が放出され、結局は風の通りが邪魔され、風を感じなくなるんです。

温度は30度を超えていても湿度が違うので木陰にいるのと同じようなもので体感温度が低くなります。不在時の閉めきった状態で部屋に熱が溜まってきたら、一度窓を開けて部屋に風を通してもらえれば温度が下がってエアコンが効きやすくなります。今まではエアコンの温度設定を25度ぐらいにしていたそうなんですが、断熱気密化をして計画換気で温度などを排出できるようにしましたので、これからは28度で同じぐらいの効果を得ることができますし、これにより光熱費の削減になります。つまり部屋の気密性が高くなるということは、家の余分な隙間をなくすことで自然な風の通り道を作り、自然の力で温度をコントロールすることができるようになるということなんです。

逆に冬は壁が暖かくなるので、エアコンの温度を低くしていても体感温度は十分ですし、外気との温度差がなくなって結露も減りますよ。内壁には少し予算はかかりましたが、筋交いを入れて補強と断熱を吹いています。

奥様: でもそのおかげで主人は「いいなぁ、快適だなぁ」と言っています。子どもは何も言わないんですが何も言わないってことは不満が何もないってことだと思います(一同笑)。リフォームした部屋とそうではない部屋ではやっぱり違うみたいです。

マルフジフォーム社長: 今回のリフォームで、床にはポリスチレンボードという樹脂系ボードをコーキングして貼ってあります。二階の屋根にもきちんと断熱処理をして、断熱素材で家をぐるっと囲む感じで施工しました。

奥様: 床にも断熱処理を施したことで、嬉しいことに寒い冬でも電気毛布を使わなくても良くなったんです。
以前は電気毛布を使わないと床が冷えて辛かったんですが今は前ほど冷えを感じなくなりました。

マルフジフォーム社長: 電気毛布は暖房器具の中でも光熱費が比較的高い家電です。これを使わないで済むので光熱費が大幅に減ってくると思います。天井は一階と2階が部屋口なので2階の屋根に断熱を施したことで部屋全体が暖かくなります。 外の気温は12度ほどですが表面温度計で測ってみると室内では20度あります。 壁自体に熱があるので外よりかなり暖かくなり、エアコンの設定温度も上げ過ぎないで済むようになるはずですよ。

奥様: 最初は断熱のことなんて何も知らなくて大丈夫かな〜?と思ってたんですが、
隅々まで丁寧に施してもらい感謝しています。工事期間中は家の中を荷物を持って移動しながらで大変でしたが引越しするのに比べると全然楽でした。ただその分少し時間はかかりましたが(笑)移動のついでに押入れの片付けもできたおかげで35年分の荷物を整理しました。不満は全然なくて予算があれば玄関などもしてもらいたかったです(笑)

今回のリフォームを振り返って・・・

マルフジフォーム社長: 築35年と随分前に建てられた家だったので、断熱処理は何もされておらず、壁の中は空洞でした。増改築した部分を含めて、すべてチェックしました。
奥様:
 増築した2階だけが断熱材が入ってましたけど、垂れ下がっていて全然役目を果たしてなかったんです。そのせいで冬は寒かったみたいです。

マルフジフォーム社長: 着工前のちょうど暑い時期に一度伺わせてもらい、壁の温度を調べたら外気とあまり差がい事がわかりましたね。
奥様:
 夏は暑い、冬は寒い、と今思い返せば無茶苦茶でしたね。

マルフジフォーム社長: 省エネ法というのができて住宅の断熱が出てきたんですが、断熱の基準は徐々に上がっています。その中でも発泡ウレタンは熱を伝える性能は上の方です。断熱工事は断熱材の性能も重要ですが、それ以上に『断熱材を使ってどのように気密化して、隙間がないように施工するか』がものすごく大切なんです。
 結局最初の中身が空洞の壁だと温かい室内の空気が壁体中に入り、温度差ができ、家を腐らすとか窓ガラスに結露ができて家を腐らせたりカビなども生えますし、ダニなどの死骸はアレルギーの原因にもなります。昔は家の気密に対する意識がなかったので高断熱高気密化住宅にすると息ができない「窒息する家」なんて呼ばれていました。
 やはり風の流れのない家では汚染物質がちゃんと排出されないんですよ。綺麗な風を導いてあげるためにも断熱気密化工事は重要なんです。他にも結露の問題や快適性の問題など断熱はしっかりとしたほうが良い点はたくさんありますよ。

須藤社長: 工事をするからには大事なポイントはしっかりと施工したほうが良いと考え窓ガラスにペアガラスをつけるようお客様に提案して取り付けました。開け閉めがちょっとめんどくさいんですが光熱費がグッと減って、5〜6年で削除した冷暖房費で窓ガラスの工事費の元は取れると思います。

最後に・・

奥様: この地域の家はみんな同じ時期に建てられたもので、リフォームを進めてくれた友人や近所の皆さんに「暖かいよ〜」って言ってリフォームを進めてあげたいです。住みやすい家にしていただき、改めて、家に居ても幸せだなぁって思います。

須藤社長: でも奥さん、1年もしたら今の環境が当たり前になってきますよ。みなさんに「もうちょっとしとけばよかった」ってよく言われます(笑)

マルフジフォームさんのWEBサイトはこちら

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